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絆の仲介人

こんばんは、『コンチェルトノート』の感想を書きました、kokurinです。
この記事の下にある追記を表示からどうぞ。直接この記事に飛んでくる方は、大きく行を空けたところから下に書いてあります。
ネタバレはほんの少しだけしています。ちょっとのネタバレでも防ぎたいという方は気をつけてくださいね。


地味で締めが弱いけれど、色々と工夫がされていることには好感がもてる作品。短くまとめるとこんな感じでしょうか。
序盤~中盤にかけては、上記にも書いた工夫が活きていて、中々楽しませてもらいました。
ただ、後半になるとその良かった部分が薄れてしまうので、急激に物足りなさが出てきてしまったのが残念。一部ルートの締めがやや強引で悪い印象なのもマイナスかと。


正直、色々とまだ荒削りなのかなと、シナリオも絵も色々と。
設定面の説明もやや不親切だったしね。そう感じた要因は色々ある分、そこが本作で唯一どうしてももう一捻りして欲しかったなと思ったところですかね。
















序盤から中盤にかけては、かなり新鮮な印象で楽しませてもらえました。
その最大の要因は、幸運不運に関わる本作の設定のおかげでしょう。
これによって、序盤から様々な事件・事故が主人公である進矢はじめとする登場人物たちを中心に次々に降りかかってきます。
このような序盤から小さいことながら、多種多様な事件・事故の発生は、作品によってはままある序盤の平坦さとは無縁となっていることは大きなポイント。
それと合わせ、設定上進矢たちはそのような事件・事故に積極的に関わらないといけない事情を発生させ、結果としてそれが主要な人物との接触を増やし、やがてその人物も巻き込んで……という感じにややゆっくりとながら着実に広がりを見せるところは本作で一番評価したいところでしょう。
設定、そこより発生する目的、行動の動機、こういった面が序盤からここまで綺麗に繋がっているのは意外と珍しい気がします。
また、進み方によって発生する問題やその行動も変わり、進矢らが住む月光館に引っ越す人物も変わったりする(物語の半ばから大雑把な分岐をする)など、中盤辺りまでの作りこみは素直に感心しました。



ただ、終盤はそういう側面が薄れているルートが多かったのは残念。
というのも、普通この手の、シナリオに一定以上の力を入れた作品というのは大なり小なり、終盤にはシリアスな展開が来るのがほとんどです。
それは本作でも例外ではないのですが、それが結果としてこの作品の終盤が数ある他作品の中に埋没してしまったように見えてしまいました。
序盤・中盤は他の作品では見られない部分が良かったけれど、終盤は他の作品との差異が弱い上に、また単純に内容が物足りないルートが多かったですね。

本作の設定は、タマがいてこそな面があります。
幸運不運の流れなんて普通の人にはもちろん見えませんからね、だから、タマがいないとこの物語は成り立たないんです。
結果として、タマの存在感が弱まってしまったり、タマが完全に出てこなくなってしまうと、設定は無くなってしまうことに近く、物語は一気に特徴を弱めてしまいます。実際莉都ルート以外はそうなってしまってましたね。
莉都や星華を始めとした、中々見られないタイプのヒロインは新鮮ではありましたが、魅力は自分としてはやや弱く、また感動、萌えや燃えといった解りやすい何かが特別秀でているわけではないので、どうしても無難過ぎる、やや地味という印象がつきまとってきました。


その存在自体が常識外であり、能力によって日常をちょっとした非日常に変えていったタマ。
ある意味、ヒロインたちを圧倒するほど、重要な存在であることは間違いないでしょう。タマ自身のお尻(OHPにあった3サイズの《Hないもおなじ》)とは違うのです。

――だけど、それでも、本来であれば脇である役回りのキャラにヒロインたちが完敗してしまうのは、ちょっと寂しすぎるんじゃないでしょうか。

まあ設定の扱われ方が本作の生命線だと感じた以上、そこは少し仕方ないのかもしれませんけどね。
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髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
素直な娘よりも意地っ張りなところがあったほうが好きです。
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えろい妹も歓迎です。
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実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
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