Entries

着実な成長と、鉄壁過ぎる安定と

こんばんは、『D.C.II P.C.~ダ・カーポII~プラスコミュニケーション』の感想を書きました、kokurinです。
この記事の下にある追記を表示からどうぞ。直接この記事に飛んでくる方は、大きく行を空けたところから下に書いてあります。
ネタバレは、少ししています。少しでもダメな方は見ないようにお願いしますね。
あと、以前書いた暫定部分からの、加筆・修正がかなり含まれています(というより、前半は前とほとんど同じです)ので、よろしくお願いします。


優秀なキャラゲー・萌えゲーといえる作品だったかと。最近プレイした作品内では上位を狙える質でしょう。量は断トツですが。
D.C.II ~ダ・カーポII~』のときと比べて、良いと感じるシナリオがぐっと増えたのも好印象。
『D.C.II ~ダ・カーポII~』をやった方も、絵と追加キャラに強い興味があればいけるかなと。実際追加分のシナリオボリュームだけで十分長いですし。


惜しいところは、二桁以上の周回を要求するくらいシナリオ量が多いのに、強烈な面白さを含んだシナリオが無かったところでしょうかね。
一定の満足を得られるシナリオは多かったけど、シナリオが飛びぬけていたというものは結局会えなかったのは寂しかったかな。
一方、システムはもうそろそろ改善して欲しいかな……回想関係を中心にちょっといくつか不便なところが。
あと、このボリュームで起動時ディスク要求は結構面倒だったかと。


まあ、一番の不満は、メーカーやシリーズ的に覚悟していたとはいえ、えろが弱いことなんですが。














朝倉音姫ルート
内容自体は『D.C.II ~ダ・カーポII~』からそう変わってはいません。これは既存ヒロイン全てにいえますが。
シナリオ自体は可もなく不可もなくといった感じ、やや悪い意味でじれったいのは好感低めですけど。良い感じで甘いイベントもある分、終盤ちょっと微妙なのが痛いかも。
CGは『D.C.II ~ダ・カーポII~』から増えているので良いのですが、問題はシナリオ構成、何故か音姫ルート(後述しますが由夢ルートでも)のエピローグを本作では何故か分断。別条件を満たしてから、見るというのは1つの話として見た場合かなり不味いかと。
変な区切り方をしているので、後味悪いし、エピローグだけ分断したせいでエピローグあっさり印象が強まるしと良いところがありません。正直、『D.C.II ~ダ・カーポII~』音姫ルートと比べると悪くなってると思ってしまいました。


朝倉由夢ルート
シナリオはもうちょい甘いイベントが欲しかった。というのが正直なところ。色々出ているFDの中ではやっているからそっちで補ってね的なところでしょうか。
イベントCGも増えてますが、こちらも音姫ルートと同じくエピローグ前でぶったぎりがしょんぼり。『D.C.II ~ダ・カーポII~』をやったものとしては違和感が有りすぎて、印象悪いですね。シナリオの流れ自体は悪くないだけに尚更寂しいです。
ちゃんと最後まで一続きで見たかったなというのが正直な気持ち。


月島小恋ルート
1つの問題を引っ張って、こんがらがって……な印象の話。
詳しくは触れませんが、そうなった原因が原因なので、かなりの微妙感が……『D.C.II ~ダ・カーポII~』に続き2度目のプレイですが良いところはほとんど感じられず。
萌えに繋がりそうな印象のイベントも無く、きつかったかなと。


白河ななかルート
小恋との繋がりが深い分、そっちの暗さ・微妙さに引っ張られてしまったという感じが強いルート。
ななかの設定もあって、真面目な印象が前に出てきます。あまり楽しくないのが痛いですが。


雪村杏ルート
設定はちょい重い気がしますが、それ程重さを感じさせない、それどころかみんなの繋がりというか想いが結構印象良い話でした。
微笑ましいイベントと、シリアスなイベントのバランスはかなり良いんじゃないでしょうか。欠点としてはこのルートだけでは説明不足ということ。
このルートだけ見ると、悪い事態が何か突然好転したという印象が先に出ちゃいます。


天枷美夏ルート
シナリオ自体は結構良いと感じます。ただ、『D.C.II ~ダ・カーポII~』シリーズという観点から見ると、ちょっとシリアスさが先行している印象が強いです。
シナリオテーマ的にも、のんびり楽しむキャラゲー的な話としては向いていないので、ちょっと浮いている感じ。内容は悪くないんですけどね。


沢井麻耶ルート
ここからは『D.C.II ~ダ・カーポII~』では攻略出来なかったヒロインの話を。
麻耶の話は、美夏の話を知っている人なら解ると思いますが、結構美夏絡みの話です。美夏についての話を、麻耶側の視点から見てる感もちょっとありました。
その影響で美夏ルート的な感じで、美夏ほどではないですが、多少浮いてます。
あと、麻耶は付き合う前の第一部が一番はっちゃけているのは何故だろうか。クリパをやっているときの彼女が一番輝いていました。


花咲茜ルート
クリアした全ヒロイン中でも、シナリオが良好だった分、かなりお勧め出来るルートかと。
ネタバレになるので触れませんが、茜絡みのやりとりが純粋に面白いのが1つ。そういうコメディとシリアスのバランスが良いことが1つ。そして結構きっちり締めてくれるので、安心して楽しめました。
キャラが好きなら……という前提じゃないと勧めにくいルートがある分、そういう要素を抜きにして堪能出来た話だったのは良かったです。


高坂まゆきルート
最初から最後まで安定感が光るルート。
とにかくベタなイベントが多かったなあ……というのが一番の印象です。王道なイベントが多いとも言えますので、まゆき先輩がどれだけ好きか、というのが楽しめるかどうかの大きなポイントでしょうか。質は悪くないので。
個人的にはややベタ過ぎて、まゆき先輩ならでは、という印象を与えるイベントが欲しかったかな。それ以外に不満は無いです。


エリカ・ムラサキルート
杏と同じタイミングで気付くまで、しっかり騙された!! ……そんなルート。あ、期待していたのに悪かったという意味ではありませんのでご安心を。
ラストの落ちはある意味衝撃がありました。良いか悪いかは悩むところですが、自分が『D.C.II P.C.~ダ・カーポII~プラスコミュニケーション』に期待していた作風としてはありなのかな、と思います。
もしネタバレされたら、(主に終盤ですが)物語への熱中をかなり削がれるタイプの話かも。
あと、共通ルートから薄々感じていたけど、エリカの設定もちょいショック。このシリーズと、エリカの名前を見れば解る部分ですが、それでもCIRCUSの悪乗り再来なんて感がありました。
まあ……後半はラストに繋がる展開になるまで、エリカの行動を中心に、結構しっかりバカップルやっていた印象があるので、許しますが。むしろもうそっちだけでありがとうですが。


アイシアルート
シナリオは本作プレイをした中で、1・2を争うレベルで好印象。
アイシアが可愛らしい、そう感じるイベントの多さが最大のポイント。
結構にやにやと出来るような、甘いイベントが最も良い感じ。シナリオも後半で繰り広げられる切なさが上手く出ていた印象です。
他ルートでも見られる、作品の世界観設定を使ったシナリオなので、ごちゃごちゃとせずすっきりとした構成なっているのも良いところでしょうね。
ただ、全ヒロイン中、1・2を争いたくなるほど、えろを弱く感じたのだけは悲しいけれど。


小鳥遊まひるルート
切なさ特化。そんな印象がした話です。
内容自体は結構上手い感じがしますが、EDの締め方は、他のヒロインルートと比べて、何ともコメントがしがたい感じに。
このシリーズを考えた場合、あの終わり方はあまり良いとは言えないかな、と。設定の扱い方をある意味割り切っているともいえるので、1つの話としては良いともいえるのですが、複雑な心境です。
今後もいくつか出ると予想される、FD的な作品には出てこないのかな? なんて思ってしまう今日この頃。


藤林忍ルート
OHPにもいない、隠し的なヒロインその1。
ヒロイン設定自体は、エリカレベルでぶっ飛んでると感じましたが、まあ隠しヒロインだし、いいかレベルで自分は許容。
シナリオ自体は短いですが、唐突な現れ方や追いかけっこは地味に好きでした。もうちょっと出番があっても良いかなと感じるくらいには。


莉乃ルート
隠し的なヒロインその2。
設定もそうですが、何よりイベントCGの使い方が印象に残るシナリオでした。期待していたメインヒロインでああいう使い方をされると困るでしょうが、隠しヒロインルートだし、これはこれで面白いし、ありかな。
萌え、というよりは癒しという感じのシナリオですね。これからやる人は、ほのぼのと楽しんでください。



こうして全てのヒロインをクリアしてみると、全体的なシナリオの質は安定感が凄いです。
一部微妙なシナリオだったり、隠しヒロインはボリューム的に短かったりはしますが、それでも全14人というヒロインを考えれば、ここまでの出来は十分でしょう。
また、追加シナリオ(沢井麻耶より以下)の方が、萌えや明るさ、そして切なさ・シリアスという部分のバランスが良く楽しめました。『D.C.II ~ダ・カーポII~』時代から攻略出来るヒロインは、ややシリアスが足を引っ張っていたシナリオが多かった分、尚更に。
またCGも後から増えたものは良い質をしています。あと、ぱっと数えてみたけどボーカル曲13というのもすごいね。
量の圧倒さに目が向かってしまいますが、このボリュームながら、質も全体的に安定している。そんな作品でした。

好きなヒロインがいたら突貫出来るでしょう。……もちろん、えろだけについてはある程度割り切れば。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://majikarukokurin.blog97.fc2.com/tb.php/679-784884f9

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

こくりん

Author:こくりん

可愛い妹が好きです。
髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
素直な娘よりも意地っ張りなところがあったほうが好きです。
学生(制服)という設定は外せない。
えろい妹も歓迎です。
小さい胸だと尚良いです。
実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
……だって「兄さん」だとこのイメージがついちゃったもん。
全部、2次元の話ではありますけどね。でもがくぶる。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

期待中~☆

Nanawind第四弾「春音*アリスグラム」応援中! 『おとれな』を応援中! 『桜ひとひら恋もよう』応援中です! 『まほ×ろば』を応援しています!

最近のプレイ作品~♪

D.C.III With You ~ダ・カーポIII~ ウィズユー 『彼女と俺の恋愛日常』応援中です!

応援中っ★

ま~まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』 しゅがてん!-sugarfull tempering- 『まほ×ろば』を応援しています!

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

月別アーカイブ

著作権表記

Copyright(C) 2006 GCREST, Inc. All Rights Reserved. (C)Copyright 2006 NtreevSoft Co., Ltd. All Rights Reserved. Ntreev and Trickster are registered Trademarks.