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隠れない隠し味

こんばんは、『さくらシュトラッセ』の感想を書きましたkokurinです。
この記事の下にある追記を表示からどうぞ。直接この記事に飛んでくる方は、大きく行を空けたところから下に書いてあります。
ネタバレは、極力減らしましたが、少しだけは触れています。そういうのが気になる方は読まないように気をつけてください。


うん、変な作品でした。でも楽しかったのは間違いないです。変だから楽しかった、的な感じなので、癖は結構ある作品じゃないかなと思います。
良くも悪くも、あそこまでやるのか……と感じる部分や、気になる部分も多かったですしね。
まさかタイトルにあそこまで意味が無いとは思わなかった……。
そんな癖や欠点が多いですが、そういうのを気にせず楽しみましょう。という作品なんでしょうね。実際、作中のキャラもそういう意味・解釈と取れる発言を何度もしています。
強烈なインパクトは足りない気がしますが、はまればかなりいけるはずっ。
でも、個人的にはHシーンまでネタが出るのだけはちょっとご勘弁。















物語を構成するものの中に、設定と展開というものがある。
普通、設定は詳細に作り、その物語舞台の違和感を減らすようにされることが多い。
展開もまた、読み手を驚かすように考え、作られたものは数多いことだろう。一定以上の、かなりのボリュームを持つ力作であれば尚更に。

だが、本作『さくらシュトラッセ』はこの点からは真っ向から反対の内容を取っている。
つまり、設定は甘く、展開は驚きも捻りもない、直球なものとなっていた。

設定面でいえば、店の違和感が大きい。背景絵でのかもめ亭内イメージと、実際そこで働くメンバー数のバランスがあまりにおかしいこと。
また舞台となっている街の設定は作りこみが足りない。
個人的にはタイトルイメージ、そして道に植えられているさくらにはほとんど意味がないことはかなり残念とも感じてしまった。


だが、それがどうした――そういわんばかりのパワーに、自分は序盤から中盤にかけて、圧倒され続けてしまった。
とにかくみんな個性的である、主人公:春美は出てきた作品が間違っているんじゃないかと思うくらい激情(やや泣き易い)で馬鹿みたいにパロネタを喋るし、マリーは行動の多くが真面目な雰囲気を吹き飛ばしすぎているし、優佳は乱暴で片付けていいのかと悩むくらいよく殴るし、かりんは攻略ヒロインでいいのかと思うほどアホな娘さんになってしまっているし、ルゥリィは猫。
主役級が揃いも揃って変な上、クラウディアや瑠璃子、そして街の人たち、各々方向性や度は違えど、みんな個性派。見ようによっては常識をぽろりと落としてしまったかのような行動も目についてしまうくらいに。
そして、そういう人たちが巻き起こすドタバタし過ぎてちょっと引きそうになってしまうような日常が、本作最大の魅力であるように考える。


1つ1つは小さいものの、穴だらけである作品。だけど、そういうのを気にしないで、ただただ楽しく、面白く突っ走ろうとした本作は、他の作品では見られない魅力を持っていたのもまた事実。
個別ルートの展開も、それに合わせているように、あっちこっちと設定やら問題やらを引っ張り出すのではなく、シンプルに1つの問題だけを最初から最後まで扱い、理解しやすさと印象付けを強く行っている。
ただそれが逆に、設定面の穴を強調してしまっていたし。ルゥリィルート以外の個別終盤が、既に個別序盤~中盤で解決したと思っていた問題を、無理やり再燃させた内容かつ捻りが一切無いので、消化試合的なだるさを生み出していたことは否定出来ないが。


単独で見れば非常に質の高いCG、そして音楽に目を取られがちだが、細かく見ればその全体の調和はかなり怪しい。
それでも良かった。と感じられたのは、やはり他の作品、同系統に位置されそうな作品群の中でも、滅多に見られそうにないインパクトのおかげだろうか。
何はともあれ、忘れがたい内容だったのは間違いない。


――この味は、ちょっと他では味わえない。
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髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
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実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
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