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歪な庭

今日はこの前クリアした『Garden』の感想書きました。
追記を表示からどうぞ~。
ネタバレは前半はほとんど無し、後半は結構書きました。
前半と後半の間隔はいくらか開けておいたので、ネタバレ回避したい人は前半のみ読む形でお願いします。


ルート毎に出来の差が激しいので、悪いルートはかなり凹むのですが、それを気にさせないだけの出来のルートも存在していて、総合的な評価は惜しいというしかないですね。
自分としては、かなり気に入ったルートがあったため、満足感はかなり高いです。

あとは音楽が素晴らしいですね。終わってみると、ほぼ全ての曲が気に入りました。
悪いルートは誤魔化しに、良いルートは盛り上げにきちんと貢献しただけに、最も評価して良い部分。
しかし曲の出来が良くて、えろ~なシーン中では文章よりも音楽を聴くことに集中してしまう結果に。
サントラ一緒だったら、お買い得だったのに……とちょっと残念。実質曲だけで買って満足している部分が多少あるw


また本作は自分が去年最後にやったエロゲー、『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』と同じルート削除があったのもまた残念に思う部分です。
あとジャンルこそ違えど、『Garden』と『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』は自分の評価内では似ていると感じた部分がいくつかありますね。

音関連が良い(比べると自分は『Garden』の方が好きですが)。
絵も良い(数と質のバランスでは『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』。自分の好みとしては『Garden』)。
ただ、『Dies irae -Also sprach Zarathustra-』は落胆、失望と書いたのに対し、『Garden』は惜しい、残念という書き方になってしまったのは、やはり単純な話の出来に差が開いてしまったことにあります。

自分はこのヒロインを攻略したい! よりも、面白く楽しい話が読みたい! という気持ちが強いので。それが結果的に2つの作品に差が出来てしまいましたね。
プレイ前の本音としては瑠璃の攻略はしたかったんだけどねw
過去に他のエロゲーでサブヒロイン攻略出来なくてしょんぼりし続けてた影響か関係ないのか解りませんが、予想以上にダメージが低い自分がいます。
攻略については今後じっくり待ち、ですね。








もし、小さな庭を与えられたら、あなたはどうしますか?

花壇を作り、花を愛でる人もいるでしょう。
家庭菜園を始める人もいるでしょう。
物置を置いてみる人もいるでしょう。
抱き枕カバーを干す場所として使う人もいるでしょう。


本作は、ルート毎に細やかな設定がバラバラ。
最低限決まっているのは、単純な文字情報で伝わる範囲の性格、舞台(地名)程度。
だからルートをやればやるほど、設定が違うことに気付いていく。

それは、本当に小さな、でも無限に近い可能性を秘めた庭。
それをどうするかは、書く人物によって委ねられる。
設定を活かしても殺しても、テーマを押し出しても押し出さなくても、それは自由と言っているように。

完成し、公開された庭は、作り手の技術がはっきりと見えてくる。
出来が荒い庭、もう庭には見えないような庭、1つ目を惹くものを中心に据えた庭、綺麗で楽しい気分にさせてくれる庭と、その姿は様々に。
それは作中で、テキストが歪なルート、設定をぶん投げて無視したルート、テーマ1本で勝負したルート、展開と構成で見せたルートに分かれた。

その庭の周りには、美しく響く至高とも感じてしまう音楽と、数こそ少ないが魅力深い絵が添えられて。
それが、ときには醜さを誤魔化し、ときには美しさや楽しさを引き立てる。


良い庭と、悪い庭が乱立した物語。手を一切付けられず、作中にすら出てこない、消された庭があるのは悲しいけれど、それでも自分はまた美しい庭を見に行きたい。
きっと、綺麗な庭を見せられたあのときから、その気持ちは揺るがないのだから。















後半:ルート別感想。ここからはネタバレしてますので注意。
ちなみに書くのは自分のクリア順です。








1週目:鈴村あさみルート
本作の中で最も印象・出来が悪いルート。
原因はテキスト。次点に挙げるなら構成でしょうか。
バラバラで統一感の無いテキストの上に、展開するのはのんびりとした学園生活。
内容に捻りがあればまだ良いものの、学園祭での一幕が多少輝いていただけで、かなり微妙。
終盤もあっさり過ぎて、楽しむことなく終わってしまう結果に。

2週目:春日撫子ルート(事実上姉妹ルート?)
振り返ると最も『Garden』らしくないシナリオかも。
テーマや設定をやや投げ気味な印象ですが、撫子先輩が可愛かったので許す(ぉ
普通の萌えゲー的な印象が強かった話ですね。
音楽とキャラクターによる支えあってこそという気もしますが、十分に楽しめました。

3週目:春日桜子ルート
本作で最も評価した話です。
ややテーマや設定を間延びさせた印象を残したものの、展開と構成は最もお気に入り。
主人公:涼と触れ合う過程はかなりぐっときました。
終わってみると最お気に入りキャラが桜子になっている不思議。
中盤で撫子・桜子ルートに分岐するのですが、その分岐直前であった、バク転を披露する瞬間が個人的に最も印象に。
あのイベント見た瞬間、事前の情報収集結果やあざみルートプレイ後に感じていた、本作に対する不安が完全に消えていきました。

4週目:音川小夜ルート
ハッピーエンド的な終わり方のはずなのに、後味が非常に悪かったルート。
というのも、ルート最中で散りばめられた設定にほとんど触れることなく、答えをまともに出すことなく終わったからでしょう。
様々な問題に対して、決断や答えに関するシナリオが無く。途中で無理やり終わらせましたという感が強すぎる。
小夜の状況も考えると、もっと突っ込んで話を作って欲しかった。

5週目:星野絵里香ルート
個別ルートの内容としては、前半は涼の問題を、後半は絵里香の問題を押し出した。本作の中ではテーマ性がやや強い内容。
順序良く、テンポ良くシナリオを消化していくので、解りやすさと読みやすさは他のルートより上ですね。
ただ、シナリオ上の捻りがやや弱く、良い意味でも悪い意味でも話が読めるのは残念。
バカップル描写もそれなりにあったのは印象的。ただ全体的にあとちょっとの盛り上がりを。という気持ちは多少残りました。


ちなみにルート毎に設定が結構バラバラなので、全体の整合性は気にしない方向で。
絵は質は良いですが、イベントCG数はかなり少ないのが特徴。自分がやってきたフルプライス(8800円以上)のエロゲーでは一番少ないんじゃないかと。
その分、立ち絵のパターンが驚異的。髪型違い、服装違いといったのが多く存在する。長時間見る部分だけに高く評価。
音楽は文句無し。作品を見事に支えています。

春日姉妹ルートと音楽と絵は満足出来ただけに、他の部分での頑張りが欲しかった。残念で、惜しい作品。


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可愛い妹が好きです。
髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
素直な娘よりも意地っ張りなところがあったほうが好きです。
学生(制服)という設定は外せない。
えろい妹も歓迎です。
小さい胸だと尚良いです。
実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
……だって「兄さん」だとこのイメージがついちゃったもん。
全部、2次元の話ではありますけどね。でもがくぶる。

プロフ画像は『カスタムオーダーメイド3D2』(カスタムヒロイン)より

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