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やっぱり長い1本

戦極姫5 ~戦渦断つ覇王の系譜~』の感想です。
この記事の下にある追記を表示からどうぞ。
直接この記事に飛んでくる方は、
大きく行を空けたところから下に書いてありますので。
ネタバレはしています。
また、自分が過去にプレイしたシリーズ、
戦極姫3 ~天下を切り裂く光と影~』(感想はこちら
と比較した書き方も多めです。



元々はネタゲーだった印象のシリーズでしたが、
ルートごとにばらつきがあったり、作業感が強かったりするものの、
今回は普通に良作でした。

自分が過去にやったシリーズは3でしたが、
それに比べると細かいところが改善され、
やりやすくなってました。
よくぞここまで……という感じがひしひしと。

好きなヒロインの出番が増えるのであれば、
遊戯強化版が初めて欲しいと思えるくらいには良かったです。
斎藤義龍ちゃんにもっと出番を……。







今回は各項目・各ルートごとに。


■SLG面
このシステムは本シリーズ3作目以来。
基本は覚えているものの、
新たに追加された項目がいくつか増えているので、
説明書を読んで覚えていく形に。

個人的に評価したいのは武将のソート(寵愛)機能&代官。
多すぎる仲間を分けられるのは凄く便利でした。
希望としてはもう1つ多く分けたかったです。
(代官候補・代官・顔有武将・その他の4つに分けたかったので)

代官の機能も便利。
これにより、過去作であったCPが不足しまくっていた事態がかなり解消。

それ以外にも数値が細かく&スキルの存在で差別化が
出来るようになった各武将の能力。
槍・弓・馬と兵種の個性をより強化。
戦時の、各キャラのSD表示。
装備で能力上昇・スキル追加も単調になりがちなゲームシステムに
いい刺激となっていました。
低レベル時の小田氏治の弱さと、本多忠勝の強さは印象的でしたね。
いるだけで怖い高レベル忠勝。


ちなみに難易度は最初易しい、3週目から普通でプレイ。
難しいは未プレイ。説明書にある説明を読むと、
なんか難しいだと面倒になりそうなので。





■シナリオ
・各ルート全体を通して
基本は萌え要素を意識させながらの内容でした。
これは3でも感じたのですが、戦国要素は余り強く出さず、
ヒロインの魅力を押し出す印象のシナリオが多めでしたね。
最低限のシリアス+ヒロインの魅力を押し出すイベント+(あれば)α
という感じでしょうか。


各ルートごとの紹介は、クリアした順から紹介です。

・大友
今作のルートの中ではちょっと物足りない……そんな印象のルート。
プロローグだけシリアスで後はゆるゆるのイベントばかりで、
シナリオ上できちっと決める箇所がほとんどなかったのはその原因でしょうか。

また、全体的にテキストが常にテキストウィンドウいっぱいに表示が多く、
読みづらいことに加え、各キャラ序盤は改名前なので、
大友に詳しくない自分は戸惑い、更に読みづらさに拍車が。
終盤の腹ボテのHだけちょっと驚きましたけどね。


・伊達
大友ルートが宗麟1人だけ攻略の話だったのですが、
伊達は伊達家メンバー全員としちゃうハーレムな話に。
シリアスは当主:正宗に焦点に当てたもの。
外敵、他国との戦いに焦点が当たるシリアスが多いので、
そこは少しアクセントに。


・足利
個人的には最も楽しめたルート。
戦国という時代にシリアスの度合いがちょうどいい塩梅でした。
極端に血生臭いわけではないので、
あくまでも本作の中ではシリアスといった出来ですが。
その分萌え要素は弱いですが、
他ルートやヒロインでたくさん見られるので、
本作の中では良かったかなと。
エピローグとその1つ前のイベント(決着といっていいイベント)の間が長かったので、
そこだけ間延びというか、だるさを覚えてしまったのは残念。


・織田
恐らく本作で最も力が入っていると言っていいルート。
シリアスな内容だけでなく織田信長・織田信行と、
いちゃいちゃするなど、萌え方面もしっかりと。
……なのですが、長すぎてきつい。
実はこのルートは他ルートの基本条件(1400万石)を
満たしてもクリア出来ません。
これがきつかったです。

イベントこそ途切れなく続きますが、
一方でSLGも延々と続くので、終わりが見えませんでした。
これは長い本作では精神的にかなりのダメージ。

織田が特別はまる人ならいいのでしょうが、
自分はそうでなかったので、この長さは大変でしたね。
最も力が入っており、それ故に最も(精神的に)厳しいルート。
それが自分にとっての織田ルートでした。


・武田&上杉
今度は織田と逆で一切SLGなしでED!(全CG見られます
という武田&上杉ルート。
途中の選択肢で武田か上杉に分岐します。
余りの開き直りというか大胆な決断というか、
とにかく驚かされました。
最も長かった織田の後でしたから尚更。

話としては武田と上杉が同盟を結ぶという内容。
極端に変な展開は感じず、安定して読める出来でしたね。
信玄さん、そんなに胸に悩みを…(ほろり

萌えとシリアスが適度に入り、本作の中では良いシナリオかなと。
ただ1ルート2時間強。
シナリオだけで見せるにはちょっと短すぎた気がします。
小作品っぽいルートになってましたね。


・長宗我部
個人的に最も楽しみにしていたルート。
ただ出来は……四国統一までは楽しめたんですが。
序盤は四国統一という目的を押し出しており、
そこに元親と主人公の恋模様を絡めた展開で楽しめました。

ただその後はシナリオ上の目的がなく、
(天下統一という目的がまったく表に出ません)
緩めの萌えイベントのみで緊張感が弱すぎました。
戦国で海水浴しちゃいますしね……。
天下統一を終了(ED)の前提とするには、
(主にシリアス)イベントの数が足りなすぎでした。


・島津
選択肢たくさんのルート。
どうやらその選択で島津家のどのヒロインと結ばれるか変わる模様。
そういう意味では一番面倒……かも。
難易度的には恐らく最も楽と呼ばれるみたいですが、
その影響なのか関係ないのかは解りませんが、
シナリオ上でも緊張感は薄いです。
いえ、一応あるんですけど、SDキャラCGだと……ね。


・毛利
最後に挑んだ毛利ルート。
主人公は大内家から毛利家へ来た……という設定からか、
大内家は終始侵攻不可の同盟状態。
SLG的には隣接勢力が少ないので楽になってますが、
シナリオ的には……最初と最後しか大内家絡んでないじゃんっ!
というちょっと寂しい印象に。
一応大内家から来た主人公が認められるまで……
というのもあるのですが、別に大内家から来なくても、
いきなり入ってくれば怪しいわけで……あまり機能せず。
そういう意味ではちょっと拍子抜けはしました。


・その他(ルート内ヒロイン以外の話)
各ルートのヒロイン以外のキャラは、
基本的に戦いで破って仲間にすることでイベント(女性の場合はHシーン含み)を
見ることが出来ます。
ただし一部キャラはまとめてH(3P)なので、
その組み合わせをそろえないといけませんが。
出来は各キャラによって様々。
全キャラに何かしらのイベントがあるので、
まったくなくて残念、ということはないでしょう。



■CG、絵
こちらはシリーズを経るごとに最も成長している箇所でしょう。
原画担当さんが多い&塗りも絵師さんごとに違うため、
統一感は弱めですが、少なくとも質で見劣りするキャラクターは
減ったように感じます。
好きな原画家さんも何名か参加しているのも嬉しいところ。
また、過去作だとヒロインに比べて濃過ぎるケースが多かった男性武将も、
安定しているのも評価。


■Hシーン
とりあえず女性武将全員にあるはずです
(細かい全イベント見てるわけではないので断言出来ず)。
というわけでまったくなくてがっくりはないかと。
ただし、多くのシーンが、ヒロイン側が主人公:颯馬を好きになって……
かつ(各ルートのメインヒロイン除けば)1シーンのみという流れが多いため、
シンプルな純愛系のシーンになっているのが少し物足りないかなと。
どのヒロインも一定の扱いはされているのは良いのですが、
正直戦国という舞台な上に、過去作でもきちんとあった凌辱系のシーンが
ほぼないのは正直肩すかしかなあと。
見たくない人のために選択肢で見ないように出来るだけに、
もうちょっと頑張って欲しかったです。
ここだけは、ある意味3より明らかに劣っている部分といえるかもしれません。
(3では1ルートが実質凌辱系メインのルートがありました)


■その他
BGMは安定と言える質。
ただし3でも聴いた曲が結構あり、
プレイ時間の長さと合わさってちょっと残念。
長いゲームだけによく聴くBGMは新鮮さが欲しかったです。

システムは安定していて強制終了するバグ等致命的なのはなし。
ただ、ディスクチェックの影響なのか、うちのPC環境のせいなのか
起動直後にゲームウィンドウを動かすと一時的に止まった(数分待てば動きます)ので、
ウィンドウモードでやる場合はウィンドウを
動かさずやるといいかもしれません。

また、追加ではパッチを当てると合戦モードが追加。
きっちりと育てた自軍武将を遠慮なく使える場として楽しみました。
クリアするとクリアボーナス(ゲーム開始時に仲間にしにくい位置の仲間や、
良装備を序盤から入手出来る)がもらえますしね。
一応クリアするだけなら兵数最大で銃1500程度で雨天でも銃が撃てて、
ついでに銃絡みで使えるスキルを持ってる武将を相手大将のラインに合わせて撃てば、
結構安定すると思います。
稲富さん強いよ稲富さん。


■まとめ
過去の欠点をある程度解消した、普通に楽しめる作品でした。
特別ここがすごい! みたいな作品ではないのですが、
過去作と比べて細かい欠点が減り、
たくさんのヒロインとのイベントが楽しめる良い作品でした。

ただし総プレイ時間が非常に長くなるところ、
作業感が強いところは残ってますので、
特別全部やらなきゃと思ってる人でもなければ、
ある程度どこかで区切ってやった方がいいのかなとは思いますが。

一方課題としては、SLG部分とADV部分の組み合わせ、
かみ合わせはまだ上手く出来てないのかなと思います。

織田のように力は入ってるけどSLGが長すぎて辛いルート。
盛り上がるところはあったけど、
SLG後半が消化試合になってしまった長宗我部・足利ルート。
最初と最後しか設定が活きず、真ん中がダレがちだった毛利ルート。
SLGをしなくても全CG、EDまで見れて手軽だったものの、
物語のボリュームが足りず物足りなさが残った武田・上杉ルート。

この辺りを見るに2つの組み合わせがまだまだかなと。
個人的には一定の地域(四国なら四国統一、関東なら関東制覇)を
押さえたらEDくらいのボリュームがいいように感じました。
本作の各ルートイベント数で全国はちょっと少ない感じがしますし。
ルートによっては結構侵攻可能な国を制限されるケースがありましたので、
そういったルートごとの区切りも十分可能かなと思います。


とりあえず自分は義龍メインのルートをひっそり期待しながら、
群雄モードを気ままにやっていくことでしょう……
長いからいつ終わるか解りませんが。
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可愛い妹が好きです。
髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
素直な娘よりも意地っ張りなところがあったほうが好きです。
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えろい妹も歓迎です。
小さい胸だと尚良いです。
実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
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