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豪華客船遭難中

なないろ航路』の感想です。この記事の下にある追記を表示からどうぞ。
直接この記事に飛んでくる方は、大きく行を空けたところから下に書いてありますので。
ネタバレは一部のルートに関することでいくつか。見たくない方は気をつけてください。



コメディ部分がシリアス部分の足を引っ張り、シリアスがコメディ部分の足を引っ張るという、ちぐはぐ感が残念な作品でしたね。
序盤の入りがバカゲーっぽい内容から、後半完全シリアスに移行するのは、萌えに期待した自分としては痛いのもあります。
その割りにはシリアス部分に突っ込みどころが多いんですよね。
もし序盤のノリが続いていたら、突っ込むのは野暮、と言いたいのですが後半はみんな真面目ですので。



萌えはシリアスの存在が大きいせいかかなり薄め。
絵は出来こそ良いですがシリアスシーンに割かれている部分が多く、少し物足りないです。
音絡みだと、何か聴いたことあるBGMがあったような……。
歌は良いのがありましたけど作中の使われ方が悔やまれるかな。


そういえばOHPの作品ページにあった作品のポイント。
結局クリア後に見て、その通りだと感じたのは3つくらい、かな。













未来ルート、物語後半のシリアスな場面、未来が自分の想いを吐露する場面がありました。
でもその場面を見たとき自分は。


……それ、状況や規模は違えど、序盤で主人公の朔太くんがフェロモンであっさり解決してたじゃん。


と、突っ込みを入れたくなりました。

この作品の不味いところは序盤、個別に入る前に感じられたバカゲーっぽささえ感じられるコメディ部分。
そして各ヒロインの個別ルートの内容が、あまりにかみ合っていないところにあります。


最初に書いたのがその最も代表と感じた部分。
確かに未来が言ったことは、現実的な世界では、実際実現しようとするととても難しいことだとは思います。
それでもやろうとする意志は(内容自体は置いといて)悪くないと感じます。

でも、その前にそれに似た状況で、主人公の朔太くんが、フェロモンという形であまりにもあっさりと解決しています。
その結果としてそのヒロインの発言がどうしても霞むことに。
だって、フェロモンなんて捉えようによってはバカゲー的な要素で既に過去に解決されたケースがあるんですから。
似たようなケースであまりにも都合よく解決している分、真面目に受け取るのは難しい気がします。



主人公の女学園入学の経緯等、ほとんど何でもありな展開の導入部分を見せられた身としては、急に現実的な範囲で片付けようとされても戸惑います。
そのシーンに入るまでは、バカゲー的な、それこそ何でもありというようなノリで解決していただけに。


そういった感じで、序盤の明るさを悪い意味で裏切るルートが多かったです。
他のルートでいえば、シャルロットは本作独特の設定を使ったシナリオでしたが、何であんな設定にしたのかはよく解りませんでした。
その割りには解決に至る部分がいまいちで落ち込ませる要因に。
あまり素直に萌える作品ではないですね。



一方その割りには(未来ルートにて)テロリストに突撃するのは主人公とヒロインたちが中心という、どう考えても無茶苦茶な、それこそバカゲー的な勢いを引っ張っていると思わせるのも更に戸惑わせる要因になってしまってましたが。
序盤はコメディに徹していたのに、後半は一気にシリアスな内容、しかし主人公やヒロインの行動だけはコメディに見え、作品の方向性が更に解らなくなることに。

OHPの作品ポイント紹介を見た限り、フェロモンを活かしたシナリオがありそうな気もしましたが、フェロモン部分の解決は想像以上に思いっきり都合が良すぎて落胆しましたし。
女学院に入るために利用されただけでしたね。



更に言えば、どのヒロインルートもシリアス部分最後の解決が中途半端であることもマイナス要因。
たとえば何かあることを臭わせる台詞があるのに、それが明かされない。
または重要な箇所を、僅かな説明で片付けようとする。
その影響か、問題解決がしても物語の爽快感は薄め。すっきりしません。
折角のイベントCGも、そのようなシリアスに割かれた印象が残り、どうにも無いほうが良かったな、と感じました。
ヒロインの可愛らしさや萌えを感じるイベント、そしてHシーンの数が自分の想定を下回っていたのも、尚更そう感じさせる要因になった気がします。
まさか縁はHシーン1つとは……。


物語の舞台が豪華客船(やろうとすれば世界を舞台に出来る)という、ある意味壮大といえば壮大な舞台を用意した影響なのか、物語のスケールも大きくしていこうという印象の作品でした。
しかしその結果はほとんど全ての面が中途半端で終わってしまう、かなり凹む結果となってしまいました。



色んな意味で自由な船旅(作品)もある程度は良いとは思いますが、それでも最低限の目標、計画は持っていて欲しかったです。
最後までこの作品が目指していたものが、自分には見えませんでした。
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2件のコメント

[C1389]

>まさか縁はHシーン1つとは……。
ホント『少なすぎるぞ、コノヤロー!!!』でしたねw

一番感心できたのは、パッケージデザインだけでしたwww
  • 2010-12-02
  • わた
  • URL
  • 編集

[C1390]

>わたさん
期待したヒロインのHシーンが1つ(しかもCGが既に情報サイトで出ていた)というのを久し振りに経験して凹んだ自分がいました。
……いやー、完全サブなヒロインならともかく、メイン格でこうなるとは……OHPの作品ポイント説明よ……しょぼーん。


確かにパッケージデザインは印象的でしたねー。
自分としてはマニュアルないのも印象的でしたっ。
……あんまりマニュアル読まないけど、ちょっとびっくりしちゃったじゃない、って感じた開封直後。
  • 2010-12-03
  • kokurin
  • URL
  • 編集

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Author:こくりん

可愛い妹が好きです。
髪は肩くらいの長さで、黒&茶系が好み。
素直な娘よりも意地っ張りなところがあったほうが好きです。
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えろい妹も歓迎です。
小さい胸だと尚良いです。
実でも義でも偽でも妹ならOKです。
前は「兄さん」が一番でしたが、
最近は「お兄ちゃん」の方が良い気がしてきました。
「私という脳内義妹がいながら他の妹が良いんですかこの兄さんはっ」(やばい武器をじゃきーん★)
……だって「兄さん」だとこのイメージがついちゃったもん。
全部、2次元の話ではありますけどね。でもがくぶる。

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